山眞建設が打ち出す、建設業の新3K

イエロー

written by 伊藤愛結

インタビュイー:山眞建設☆山岸 信幸さん

インタビュイー:山眞建設☆山岸 信幸さん

長野県で土木工事・エクステリア(外構工事)・終活・遺品整理など「眞心」を込めて地域貢献に励む、山眞建設の代表取締役。持ち前のITスキルを活かし、現在も会社や社員のために業務効率UPに取り組んでいる。

インビジョン:五十嵐(えがちゃん)

インビジョン:五十嵐(えがちゃん)

「働くかっこいい大人を増やす」に全力投球の仕事LOVER。みんな大好き☆お味噌汁みたいな心優しさを持っていて、お話するとお客様がほっこりしてしまう営業女子。ちなみに大阪出身なのにイントネーションはバリバリの標準語(笑)

インビジョン:一緒俐(いおり)

インビジョン:一緒俐(いおり)

「世の中の素晴らしい企業をもっと求職者に知ってもらいたい」とありとあらゆる求人広告と採用広報を手掛ける関西人ライター。ちなみに修学旅行で志賀高原へ行ったことがあり、雪合戦は好きでもスキーには全く向いていない(笑)

山眞建設さまが土木施工管理と土木作業員の採用をしているということで代表の山岸さんに取材をさせていただきました!どうやら「山岸IT革命」で建設業界のあるある3Kが良い意味でガラッと変わってきているようです!!建設業界にご興味がある方、ぜひご覧ください!

 

取材協力:山眞建設有限会社さまのホームページ

 

建設業の新3Kは「給与しっかり・休暇しっかり・希望たっぷり」

 

いおり:山岸さんはどうやって働き方改革や、業務効率アップを実現したんでしょうか?

 

山岸さん:私は新しいもの好きっていうこともあって元々ITシステム系の企業へ入社してました。だからパソコンが得意で、家族がやっていた建設業にも取り入れてみたら「すごい便利!仕事もはかどるし!」と好評でして(笑)

 

いおり:それで建設業界へ入って、業務改善を進めたんですね!具体的にはどんな風に便利になっていったんですか?

 

山岸さん:基本的には技術者(現場監督)の事務作業の効率化を進めたり、最新技術を活用するようにしてきました。

 

【業務改善の事例】

☆書類作成は施工管理用システムを導入(施工管理計画書などの作成の際はExcelと連携させているシステムも活用)→事前に数式を入れたり、必要事項を入力するだけで一瞬で計算終了!

☆写真データ管理のスマホアプリを導入→現場写真が自動で写真管理システムにワードに整理された状態で添付できる!写真整理の手間を大幅にカット!

☆ICT(情報通信技術や最先端の3Dレーザースキャナーなど)を先駆けて導入→3D解析を活かして工期短縮や新技術を活用した建設に取り組めた!

 

いおり:この3つだけでも大幅に業務効率が改善されてますよね!!

 

山岸さん:お陰様で社員の残業も減らせました!誰が作っても高品質な資料を作れるようにもなりました!重要視される工事成績も80点以上(最高89点の実績あり)取れているので、会社の売上にもプラスにつながっています。

 

五十嵐:凄いじゃないですか!!みなさんシステム慣れと個々人のスキルの飲み込みにも左右される部分もきっとあったかと思いますが、何よりも山岸さんだけでなく社員のみなさまが新しいものを受け入れる柔軟性を持っていたことも功を制したと思いますね!

 

山岸さん:引き続き後任育成に励みます(笑)あと働き方(ワークライフバランス)も整えている最中です。

 

【働き方改革の事例】

・週休2日制→完全週休二日制※現場によって異なりますが、全ての部署や班で実現できるように取り組みを継続中!

・賞与を社員全員で山分け。利益をしっかり社員に還元!!

 

いおり:「みんなで頑張った分、みんなでシェアしよう」という山岸さんの想いがしっかりこもったボーナスっていうのが良いですね!あと、建設業界で完全週休二日制の実現はかなりアツい!!

 

山岸さん:私たちの仕事はコロナが流行してても減ることはないので不況には強いんですが、会社の経営はこのまま堅実に続けたいので利益をみんなで増やす努力をしていかないといけないと思っています。

ただ、社員はみな各自の技術向上に前向きに取り組んでいますし、私が言わなくても、それが分かっているように感じます(笑)引き続き不景気に負けない、地元貢献企業として歩みを進めます。

 

他社からも評判になった、仲間想いの社風

 

いおり:山眞建設さんって「社員を家族のように想って慕う一面(キーワード)」が多々ある印象が強かったですね

 

山岸さん:ありがとうございます!うちは20名の小さな会社で、みんなで同じ現場に行くことが多いこともあり、誰一人欠けて欲しくない大切な仲間だと思っています。社員の誕生日やお祝い事があると私も嬉しくて、牛肉のステーキやケーキなどをプレゼントしています(笑)もちろん社員の家族にも絶対にプレゼントします!!

 

五十嵐:なんか社長!よりもお父さん!って感じがしますね(*´з`)じ~ん。

 

山岸さん:ちなみに今は暑いから、お母さんが自家製の麦茶を会社で作ってくれてます。みんな現場に持っていくんです。氷も入れてるから水筒がカランカラン鳴ってて、あ~夏が来たなぁ~としみじみ思いながら涼んでいます(笑)

 

五十嵐&いおり:うわ~!!めっちゃ素敵~!!リアルにみんな家族(*‘∀‘)(*''▽'')

 

山岸さん:みんな仕事では根が真面目だから凄く責任もってビシッと決めてくれるから堅い感じがある面もありますが、工事は1人ではできないし、長期プロジェクトが多いので、やっぱり思いやりのある社員ばかりです。だから私からしたらみんな家族みたいに可愛くてしゃあないのよ(笑)

 

 

いおり:あ~何て素敵な人たちばかりなんだろう…山岸さんたちの優しさに感動してばかりですみません(笑)長野にもたくさん建設業界の企業がたくさんありますが、社員想いランキングをやったらダントツで山眞建設さんが1位になると思います!!

 

五十嵐:だよねぇ~!!私もそう思う!!他の会社からも評判になるんじゃないでしょうか?

 

山岸さん:ありがとうございます(笑)もちろん、地域のお客様ともお陰様で仲良くさせていただいているのですが、実は元請けの会社からウチを見学したいと言ってくれた子がいて、そのままウチに入社してくれたんです。ずっとウチの仕事を見てて「あ~同じ仕事するなら、あそこの会社の方が悩み少なく、楽しく働けそう!」って思ってたみたいで。

 

五十嵐&いおり:最高のエピソードがバンバン出てくる…!!

 

山岸さん:ときどきスカウトして中途採用したこともありますけど、やっぱり普段の仕事だけでなく班の雰囲気を他の人も見てくれて、評価してくれるのは嬉しいですね(笑)その子は今も頑張ってくれています。

ウチの若いもんもみんな有言実行のプロだと思います。自分のスキルを客観的に理解していて「何ができて、これにはどれくらい工数がかかって、何が難しいか」をちゃんと説明できるメンバーばかりですから、安心して仕事を任せられます。本当に心強いです。

 

地域のためにも眞心(まごころ)を込めて

 

いおり:とことん社員を大切にされているので、もちろんお仕事にもやりがいを感じながら取り組まれていると思うのですが、一番大事にしていることは何でしょうか。

 

山岸さん:施工管理の仕事の中では工程管理を最も重要視しています。建設業は請け負った時点で金額が決まっているので工程通りに行かないと赤字になってしまいますから。ただ、ウチは地域の人の安全な生活に直結する公共工事をやってるんで「技術は最高、工程は最短もしくは予定通りに」を徹底しています。役所や地域の信頼関係あっての私たちの仕事ですからね。

 

五十嵐:絶対にその信頼を裏切らない技術をもって仕事と向き合う…職人魂ですね!!ちなみに「特に思い入れのある工事」ってどんなものがありますか?

 

山岸さん:甲乙つけがたいくらいあるんですが、2つご紹介しますね!

 

①川西小学校で池を作ったお話

 

もともと設計や図面が既に決まっていたものの、学校や子どもたちからの希望も踏まえると「もっと子どもたちにとって安全なのはもちろん、ワクワクする遊び場にしたいし、学校の先生たちも満足する最高の施工にしたい」と社員みんなで設計を検討を重ね、再提案。

 

▲池づくりの作業の様子

 

すると「こっちの方が良い!!」ということで、みんなで企画した設計で池が完成。

その後、教頭先生からいただいたのは、なんと「子どもたちからの感謝のお手紙」

 

 

施工に携わった一同感動…目頭が熱くなった。

 

 

②地域の人たちがよく利用する道路工事のお話

 

道路と橋の舗装を請け負う。そこは街中で車がよく通る道路で「街の人がよく使う道だから早く工事してあげたい!!」と工程をみんなで話し合い決定。3D解析すると削ったほうが早いと判明。

 

▲道路の切削作業中の様子

 

一致団結して切削工法で工事を進める名案と技術力が功を制し、2週間も工期を短縮!!

見事、市から表彰された。

 

 

五十嵐&いおり:ちゃんと街の人の声を聞いたり、1つの工事にみんなで向き合うチームの一体感が良かったり最先端技術と今までの工事の基礎力を結集させた技術力が高かったり…さすがです!!全部、地域貢献につながってますよね!!

 

山岸さん:私も思い出すだけでじ~んと来ますね…。建設業の人たちはみな同じことをいうかもしれませんが、道路や橋、河川を見たり通るたびに「ここ施工したなぁ~懐かしいなぁ~」と達成感や当時の思い出を思い出します。地元の人の声や子どもたちが喜んだ顔とか、何気なく通っている道が今日も何事もなく安全だったと思うと私たちもホッとします。

 

あと、災害時はレスキュー隊のように修繕に行ったり…ほとんど道路改装の仕事が多い中、たまに新しい道路の施工もあったりするので「自分たちの仕事はものづくりと人助け」と感じることも多いです。

 

 

 

▲災害時の応急処置の様子

 

それが完工したときのスカッとした、晴れ晴れとした気持ちは…言葉では言い表せません…ぜひこれから入社する人たちにも、汗と涙と気持ちが詰まった達成感ややりがいを感じていただきたいですね。

 

長野にいるなら、ぜひウチを訪ねてください

 

五十嵐:もう最初から最後まで私、感動のクライマックスで!!山眞建設さんの大ファンになりました(笑)

 

山岸さん:そう仰っていただけて何よりです(笑)建設業の仕事もたくさんのありがとうに恵まれているし、力仕事もあるけれど昔ほど古めかしい体制でずっとやってるわけではないと、今の若い世代にも伝えられたら幸いです。

 

五十嵐:こちらこそ本当にありがとうございます!!いつも工事お疲れ様です!!

お話伺っていると、山眞建設さんなら最先端技術を導入した工事(しかも自社工事や一貫工事)に携われたりするので、さらに市場価値の高い施工管理者を輩出しそうですね☆

 

山岸さん:とんでもないです(笑)工事と同じで、基礎がしっかり固まった技術者の育成を頑張らねばと思います。うちは20名中、施工管理1級は6名、2級は2名いますが定年退職する者もいますので早めに技術継承を行いたいとみんなウズウズしております(笑)

 

いおり:後輩が増えるのが楽しみですよね!私たちもそこを頑張ります!コロナ失業や解雇など悲しいニュースも国内で多々あって残念ですが

ICTで建設業でもゆとりをもって働けるようになってきましたし、工事は絶対に欠かせない仕事なので、仕事が無くならない安定さを求めている求職者には本当にこの仕事をオススメしたいですね。

 

山岸さん:私たちも少数精鋭ではありますが、これからの長野を支えていく技術力を持っている人たちを会社をあげて育てていきたいと思います。もっとたくさんの新技術・システムをどんどん取り入れて、一歩先に進みたいですし、最先端プロ集団として社員の個性や長所をさらに活かせる組織づくりを続けたいですからね。

 

五十嵐:技術やITに人を合わせつつ、人に技術やITを合わせる…そのままの勢いで前進していってほしいです!!

 

 

=お忙しい中、インタビューをさせていただき、ありがとうございました=

 

長野にいらっしゃる方、ぜひ山眞建設さまの現場風景をその目で確かめに行ってみてください!!

・求人票(施工管理・土木作業員)はこちら:https://hr-hacker.com/yamashin-c

 

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